りゅうちゃんの投資ブログ

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【独学で宅建合格】宅建は独学で受かる~勉強方法や勉強時間~

 どうも、りゅうちゃんです。(@ryu_ryuchandesu

 

当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回は、独学で宅建試験に一発合格した私がどうやって合格したのかを書いていきます。

 

これから宅建試験に挑戦しようとしている方、宅建試験に興味がある方の参考になれば幸いです。

 

ちなみにですが、私は学生時代、勉強が得意の方ではありませんでした。どちらかと言うと、勉強よりも運動の方が得意だったので、勉強が得意でない方でも粘り強く勉強すればきっと合格できると思います。

 

また、私の現在の仕事は物流関係なので、不動産知識は全く無いところからのスタートでした。不動産知識がないから心配。と思うかもしれませんが、不動産知識が無い方が素直に宅建勉強の内容が入ってくるので良いと思います。

 

独学で宅建試験に合格し、宅地建物取引士を目指しましょう!

 

それではご覧ください!!!

 

学生, 勉強, 大学

 

 

 

 

 

宅建士とは?

宅建士とは「宅地建物取引士」の略称です。

 

不動産の売買や賃貸借の仲介などの不動産取引を行う場合に、必ず必要になるのが宅建士です。宅建士は従業員5名につき1名は必ず設置しなければならず、設置していなければ不動産の取引をすることが出来ません。

 

また、上記の条件を満たさずに営業をした場合、宅建業法違反となり業務停止処分の対象となります。

 

宅建士にしかできない業務

宅建士でなくても不動産業界で働くことは出来ますが、宅建士でなければ出来ない仕事も存在します。つまり宅建士の「独占業務です。そして、その独占業務は以下の3つとなっています。

 

  1. 重要事項説の明書
  2. 重要事項説明書への記名・押印
  3. 契約内容書面への記名・押印

 

これらは宅建士でなければ行うことが出来ません。

 

 

宅建試験の概要

まず始めに宅建試験とはどういったものなのかついて簡潔に書いていきます。すでに知っているという方は飛ばしてください。

 

試験申込方法

宅建試験の申込方法は、郵送とインターネットの2つあります。2つの申込期日が異なるため注意が必要です。

 

試験日時

令和4年度の試験は10月16日(第3日曜日)の午後1時~3時に行われます。

 

昨年の令和3年度試験はコロナウイルスの影響もあり、10月と12月の2回に分けられました。(受験できるのはどちらか1回

 

受験費用

宅建試験の受験費用は、7,000円となっています。

 

それに加えて、合格すれば登録料や取引士証交付申請手数料といった費用も掛かってくるので、頭の片隅に入れておいた方が良いと思います。

 

受験条件

宅建試験は年齢、学歴、性別、国籍など関係なく、誰でも受験することが出来ます

 

試験形式

宅建試験は4択のマークシート形式で、全50問が出題されます。

 

試験内容

宅建試験の50問の内訳は以下のようになっています。

  • 民法等(14問)
  • 宅建業法(20問)
  • 法令上の制限(8問)
  • その他(8問)

 

合格発表

宅建試験の合格発表は、12月上旬に一般財団法人不動産適正取引推進機構のサイトで発表されます。

 

合格者には、一般財団法人不動産適正取引推進機構から合格証書が郵送されます。不合格者には何も郵送はされません。

 

申込者数・受験者数・合格者数・合格率

過去5年分の各種統計は以下のようになっています。

 

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                                                             ※https://takken-siken.com/toukei.html


ご覧の通り、人気の国家試験だけあって毎年20万人以上の申込者数となっています。

 

そして、宅建試験の合格率は15%前後と低く、難易度がまあまあ高いことが分かります。独学での宅建試験の合格率はさらに低くなるので、簡単に受かる試験ではないことが分かります。

 

 

 

宅建取得のメリット

宅建を取得するメリットはいくつかありますが、その中でも3つのメリットを紹介したいと思います。

 

就職・転職に有利

宅建を持っていると、不動産業界関連の就職や転職にとても有利になってきます。先ほど書いたように、従業員5名につき1名は宅建士を設置しなければならない決まりがあります。そのため、従業員を増やす際には宅建資格保有者を積極的に採用するでしょう。

 

その他にも、建築業界や金融業界に就職や転職する時にも有利になってくるでしょう。

 

資格手当が付くこともある

宅建士の資格手当のある会社だと、毎月5,000円~3万円の手当が付きます。この手当は会社によって異なりますが、一般的にこのくらいが相場だと言われています。多いところでは、5万円の手当が付くところもあるそうです。

 

このように資格を持っているだけで年間何十万円もの年収アップにもつながるのです。持っておいて損は無いでしょう。

 

独立開業・キャリアアップ

宅建士の資格を持っていると不動産の独立開業をすることできます。不動産は取引額も大きいため、うまくいけば年収1,000万円以上も狙えるでしょう。

 

また、宅建士の資格を持っていることで会社での昇給などにつながるかることもあります。

 

 

宅建のおすすめ参考書

ここで、私が使用した宅建の参考書について紹介したいと思います。

 

それは、下記の滝澤ななみさんの「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」です。宅建の参考書で迷っている方がいましたら、ぜひ購入してみて下さい。この参考書には本当にお世話になりました(笑)

 

 

 

 

 

独学・通学・通信それぞれの費用

私が宅建勉強を独学にこだわった理由は、お金をかけずに資格を取りたかったからです。

 

宅建の勉強を通学や通信でする場合、数万円~10万円前後の費用が掛かります。一方、独学の場合では、本屋にある教材を買うだけで済みます。その費用は1~2万円です。

 

費用だけで見れば、独学の方が断然良いことが分かります。しかし、独学では勉強に対する強制力がないため、途中で止めたり、続かないことがあります。

 

また、独学よりも通学や通信の方が合格率が高いと言われています。そのため、時間が無い人や一発合格を目指す人、自分に甘えが出てしまう人は、通学や通信を考えても良いと思います。

 

 

 

宅建の勉強方法

それでは本題に入っていきます。

 

実際に私がどのように勉強していたのかについて紹介していきます。

 

それは、「ひたすら繰り返す」というとてもシンプルな方法です。

 

「いや、当たり前だろ。」と思う気持ちは分かりますが、本当にそれに尽きます(笑)

 

では、これより私が実践した勉強の流れを紹介していきます。

 

①教科書を2回読む(1回目は流し読み程度)

問題集を1回解く

教科書を読む(分からない箇所はマーカーを引く)

問題集を1回解く(間違えた問題に印)

④で印を付けた問題の箇所を教科書で読む(別の色でマーカーを引く)

間違えた問題を解く(再び間違えたら印)

⑤と同じ(マーカーは別の色)、納得するまで④~⑥を繰り返す

12年分の過去問を解く(間違えた問題を印)

⑧で間違えた問題を教科書で確認

納得するまで⑧⑨をやる(3回くらい)

直前予想問題集をやる(2回くらい)

過去問と予想問題集が合格点にいったら、残りは宅建業法を多めに勉強する

模試試験を受ける(試験本番の雰囲気や時間配分を体感)

教科書と過去問(試験時間を意識)、YouTube宅建みやざき塾を見る

宅建試験本番

 

このように、私は教科書と問題集と過去問を繰り返し何度もやりました。教科書は4、5回くらい、問題集と過去問は3、4回くらいやったと思います。

 

特に宅建業法のところは入念に何度も読み、問題を解きました宅建業法の問題は覚えやすく、得点も取りやすいので、18点以上は取れるようにしたいです。

宅建業法を制する者は宅建試験を制する」と言われています。そのため、試験前日や当日は宅建業法を中心におさらいするのが良いと思います。

 

また、YouTubeは通勤時間にオススメな勉強方法です。特に、宅建みやざき塾がオススメです。私も大変お世話になりました。民法宅建業法・法令上の制限・その他で、それぞれの動画が3~4時間程度にまとまっていて分かりやすいです。1回見るだけでも違ってくると思うので、聞いてみてください。

 

宅建は、初めて聞く言葉や似た言葉が多くあり、それを問題に絡めてきたりします。そのため、ひっかけ問題も多くあります。ケアレスミスを無くし、確実に点数が取れる問題を落とさないようにしましょう!

 

 

勉強時間

次に、宅建の勉強時間について書いていきます。

 

私は年初からゆっくり勉強しました。遊びを優先したり、疲れたからやらない日も多くありました。しかし、申込をした日(7月ごろ)からは少しでも良いので毎日勉強をしようと思いました。お金を払ってやる気が出るタイプです(笑)

 

そして、残り2カ月を切った時の勉強時間は次の感じです。

 

平日は、通勤時間はYouTube(1時間)+休憩時間は教科書(1時間)+時間があれば帰宅後に1年分の過去問(2時間)と見直し(1時間)をやりました。休日は、昼と夜に過去問2年分(4時間)と見直し(2時間)をやりました。

 

これだけやって、残り1か月で過去問は35~38点取れる程度でした。模擬試験は36点と微妙な点数でした。このくらいの点数が取れてれば受かるとか、取れてないから受からないということではないので、参考程度にしていただければと思います。

 

また、私のように1年かけてゆっくりやる人もいれば、短期間で勉強する人もいるので、勉強時間はそれぞれ異なると思います。これが正しい!というのは無いので、自分に合ったスタイルで取り組んでほしいです。

 

 

まとめ

最後にまとめに入ります。

 

今回は、独学で宅建を合格した私がどのように勉強し、どのくらいの勉強時間がかかったのかを書きました。

 

私は勉強が得意の方ではありませんが、宅建に合格することが出来ました。自分でも驚いています。

 

宅建に合格するためには、ひたすら繰り返し勉強することが大切です。過去問に出てきた問題が、本番に出てくることもあります。ほんとに何度も何度もやることが大切しか言いようがありません。

 

宅建士の資格は生涯使え、転職や独立、キャリアアップにとても有利になってきます。数カ月の頑張りで、将来が大きく変わるかもしれません。

 

合格率も15%前後と簡単なことではありませんが、チャレンジし続ければ絶対受かると思います。

 

宅建に合格し、宅建士を目指しましょう!

 

絶対合格!!!