りゅうちゃんの投資ブログ

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【お金がもらえる日本の制度】について。「すまい給付金」「高額医療費制度」「教育訓練給付金」

 

今回はお金がもらえる日本の制度について書きます。これを知っている人と知らない人では大きな差が出てくるので、ぜひ覚えて頂きたいと思います。

 

日本にはさまざまな制度が存在します。申請しなくても大丈夫なものもあれば、申請しないとダメなものもあります。その中で、申請すればお金がもらえる日本の制度について紹介します。いつもは国にお金を収める立場ですが、今回は国からお金がもらえる立場なので、どんどん申請していきましょう。

 

それは、「すまい給付金」「高額医療費制度」「教育訓練給付金」の3つです。これから細かく説明していきます。該当する方は早めに申請して、国からお金をもらいましょう!

 

〇すまい給付金とは?

すまい給付金は、一定年収以下の人が家を買う場合に、補助金が最大50万円出る制度です。中古住宅でも要件を満たせば可能です。

 

【対象者】

  • 自分が住宅の所有者であること
  • その住宅に自分で居住すること
  • 収入が一定以下であること(収入額の目安は775万円以下)

 

【給付される住宅の要件】

〈中古住宅〉

  • 床面積が50㎡以上
  • 現行の耐震基準を満たす耐震性
  • 売買時等に検査を受け、一定の品質が確認された住宅

〈新築住宅〉

  • 床面積が50㎡以上
  • 施工中等に検査を受け、一定の品質が確認された住宅

 

【すまい給付金の申請方法】

  1. 申請期限の確認➔住宅の引き渡しを受けてから1年以内                             
  2. すまい給付金の申請➔「給付申請書」及び「確認書類」をすまい給付金事務局に郵送、または、すまい給付金申請窓口に持参
  3. すまい給付金振り込み➔申請書類提出から給付金受領まで、約1.5~2カ月程度

 

〇高額医療費制度とは?

高額医療費制度は、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担限度額を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

 

【所得別、医療費の自己負担限度額】

所得(報酬) 自己負担限度額
月額81万円以上の人 約25.3万円
月額51.5万円~81万円未満の人 約16.7万円
月額27万円~51.5万円未満の人 約8万円
月額27万円未満の人 約57,600円
市区町村民税が非課税の人 約35,400円

※上記の自己負担限度額を超過した分を払い戻してもらえる

※上記は70歳未満の人の区分

 

【高額医療費制度の申請方法】

  1. 医療費の支払い
  2. 高額医療費支給申請書の提出➔「健康保険高額医療費支給申請書」及び「本人確認書類」を加入している「協会けんぽ支部」に提出(郵送可)
  3. 払い戻し➔健診月から3カ月以上かかる

 

教育訓練給付金とは?

教育訓練給付金は、雇用保険の被保険者が厚生労働大臣の指する教育訓練の受験に支払った費用の一部が支給される制度です。

 

【対象受験】

この他にもたくさんの教育訓練が対象となっています。詳しくは「厚生労働大臣指定教育訓練講座検索」で検索して見てください。

 

教育訓練給付金の申請方法】

今回は、「一般教育訓練」の教育訓練給付金の申請方法について書きます。

  1. 指定講座を受講する
  2. 教育訓練給付金の申請➔「教育訓練給付金支給申請書」、「教育訓練修了証明書」、「領収書」、「本人確認書類」、「マイナンバー」、「雇用保険被保険者証」等を住所地管轄の「ハローワーク」に提出する。申請時期は、受講終了日の翌日から起算して1か月以内
  3. 教育訓練給付金支給

 

最後に

「自分には関係のないことだ」と思うかもしれませんが、意外と関係のある制度がたくさん存在します。自分で学んでいかない限り、学校でも、会社でも、誰も教えてくれないことばかりです。知らないと損をしてしまう制度を知り、それを周りの人に教えてあげてください。

 

国に取られてばかりではなく、国からもらえるものはどんどんもらっていきましょう。