【比較】「投資」or「預金」2,000万円を貯めるのに何年かかるのか?
今回は『【比較】「投資」or[預金」2,000万円を貯めるのに何年かかる?』といことで、記事を書いていきます。
一時期、「2,000万円問題」が話題となりましたが、皆さんは老後のためにお金を貯めていますか?それが投資でも預金でも構いません。
しかし、「預金だけをする」という考えは変えた方が良いと思います。なぜなら、預金はお金の貯まるスピードが遅いからです。
これでは、「2,000万円問題」を解決するのに時間がかかってしまいます。
そのため、「投資」をしてお金に働いてもらい、お金がお金を生むシステムを作り、複利を活かすのです。※複利について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
では、「投資」と「預金」でどれほどの時間の差がでるのでしょうか。
「預金」は「投資」の2倍以上もかかる!?
次の3つのグラフは、33,000円/月をそれぞれ「年率7%、5%、0.35%」で積み立てた場合、何年で2,000万円に到達するのかを計算したものです。
<年率7%で運用した場合、21年8カ月で達成。>
(金融庁より)
<年率5%で運用した場合、25年4カ月で達成。>
(金融庁より)
<年率0.35%で運用した場合、46年7カ月で達成。>
(金融庁より)
自分がいくら積み立てれば、目標の金額に達成するのか確認したい方はこちらから金融庁のページへいけます➡https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html
まず、「年率5%、7%ってウソでしょ?」と、思うかもしれませんが、長期的に株式投資を続けていけば「5~7%」という数字は不可能ではないです。むしろ平均的な数字です。
驚くことに、20年近く投資を続ければ複利の効果もあり、運用益が元本を上回っています。
次に、「年率0.35%」というのは、定期預金で一番高い数字のものを反映させています。普通預金だと、0.01%?とかだと思うので、さらに貯めるスピードは落ちます。
年率が1%より低いものは、基本的に複利はしょぼくなります。そのため、預金は基本的に時間はかかってしまいます。
このように、「投資」と「預金」では「20,000万円」を貯めるのに2倍の時間がかかってしまいます。その辺を理解して、「預金だけで2,000万円を貯める!」と思った方は、預金だけで良いと思います。
積み立てNISAを利用する
最近では、国が「NISA」や「iDeCo」の制度を作り、投資をすることをすすめています。その中で、私は「積み立てNISA」をお勧めします。この制度は40万円/年を20年間非課税です。
まとめ
貯金だけでは、お金が死んでしまっています。投資をして、お金を働かせましょう。
将来、2,000万円で足りるかは疑問ですが、無いよりはあった方が良いです。また、投資期間をさらに伸ばすことで、さらなるお金を得ることができるかもしれません。確かに「投資」はリスクがありますが、「預金」だけをするというのもリスクがあります。
言い忘れましたが、投資は余剰金・自己責任でお願いします。
最後に一言「勇気を持って行動しましょう!」