りゅうちゃんの投資ブログ

20代のサラリーマンが「資産運用・投資」「金融リテラシー」「オススメ本」について書いています。

投資の神様!「ウォーレン・バフェット」について

 

皆さんは「ウォーレン・バフェット」という方をご存じでしょうか。彼はアメリカの投資家、経営者、資産家で最も裕福な人間の一人です。その純資産は840億ドルを越えているそうです。これを日本円で換算すると約8兆8000億円です。ここまでくるとよく分からない金額ですね。そんなに大金を持っていたら高級なところに住んでいると思うかもしれませんが、大成功してからもずっと、故郷のネブラスカ州オマハの古い一軒家に住み続けています。そんな彼は“オマハの賢人”と呼ばれています。

 

彼は初めから大金を持っていたわけではありません。今回はどのようにして、これほどの大金を手に入れることができたのかを紹介します。もしかしたら、私たちも大金を手にする時がくるかもしれません。

 

バフェット氏が投資する条件として、事業の内容を理解でき、長期的に業績が良いことが予想され、経営者に能力があり、魅力的な価格であるという4つを挙げています。これを満たす株を見つけ、彼は投資をするそうです。

 

バフェット氏は個人投資家に向けて「S&P500に連動する低コストのインデックス・ファンドを買うのが良い」と述べています。S&P500とは米国を代表する500社によって構成された株価指数です。時価総額の大きいほとんどの米国上場企業が組み込まれていると考えて間違いありません。

 

大きな目線で見れば米国という国そのものが成長を続けるだろうと予想できることから、米国経済全体の成長を享受できるS&P500に連動するインデックス・ファンドを買うのが良いと言っているわけです。

 

投資家として尊敬されている彼ですが、人間性も尊敬できます。成功すると慢心し謙虚さを忘れてしまいがちです。しかし彼は成功しても謙虚さを忘れません。

 

常に新しいことを学び、謙虚であれ

バフェット氏は何年も前に、ある起業家と飲みに行ったとき、いくつかのアドバイスを与えました。「日々何かを学び、機会を無駄にせず、常に謙虚であれ」と。投資に関する直接的なアドバイスではないが、ビジネスに携わる人なら誰もが従って損をすることのない戦略です。
バフェット氏は今でも毎朝、新聞を読み、1日を通して読書をしています。
「こうやって知識は機能するんだ。複利のように、積み重なっていく」とバフェット氏は言います。

「Business Insider Japan」より引用

歳を取っても新しいことに触れ、知識を増やしていく姿を知ると、人生は死ぬまで学ぶことがあるということを教えてくれます。世の中が変化するスピードがどんどん速くなっている現代、新しい情報を正確にキャッチするためにも、常に学ぶ姿勢が欠かせないでしょう。

 

 

人間関係を築き、他者を丁寧に扱おう

アイオワ州MBAの学生たちを訪ねたとき、バフェット氏は成功について彼らに語りました。そのアドバイスの私的さと、同氏の技術的な話に対する明るさに、学生たちは驚かされました。
ある学生はUSA Todayに対し、バフェット氏が与えたアドバイスを明かしました。「築いてきた人間関係や他者への扱いを、ビジネスに関する知識と置き換えることはできない」

「Business Insider Japan」より引用

バフェット氏はビル・ゲイツ氏と交遊関係があります。社会的に成功したり年齢を重ねると、慢心して謙虚さを忘れてしまうことが多いものです。彼がここまで人気を集める理由は、その人柄にあると言われています。

 

過去ではなく、未来を見よう

「もちろん、今日の投資家が昨日の成長から利益を得ることはない」バフェット氏は1951年に書いています。同氏の言葉は何十年も経った今でも正しいです。
バフェット氏は、過去のパフォーマンスにとらわれず未来の成長を見ることが、投資先を選ぶときには重要だとアドバイスしています。

「Business Insider Japan」より引用

バフェット氏は、ポジティブな現実主義者です。金融危機の時でさえも、ポジティブな言葉を使うことをやめなかったと言われています。このような姿勢は、投資家だけでなく他の職業に就いている多くの人々にとっても参考になります。

 

お金にばかり気を取られない

自分がどのくらいお金を持っているのか、そこに気を取られてばかりではいけないと、バフェット氏は言います。お金持ちになるのは素敵なことだが、一番大事なのは、どうやってそこに至ったか、誰がそれを助け、支えてくれたかです。
バフェット氏は「大学生たちにはこう伝えている。君たちがわたしの年齢になったとき、愛してもらいたいと思う人に愛されていれば、君は成功者だ」と言いました。

「Business Insider Japan」より引用

バフェット氏は、お金そのものや贅沢が好きなわけではありません。投資という仕事を純粋に愛し、本人は至って無欲な人物だと言われています。お金は決して万能ではなく、愛や人の心は買えないということを理解しているのです。

 

成功者はなるべくしてなったといっても過言ではありません。投資の神様、ウォーレン・バフェット氏はこの先も、間違いなく経済を引っ張っていくでしょう。

皆さんも米国株へ投資しましょう。長期投資は莫大な資産を作りますよ!