りゅうちゃんの投資ブログ

20代のサラリーマンが「資産運用・投資」「金融リテラシー」「オススメ本」について書いています。

『インデックスファンド』と『アクティブファンド』の違いとは?おすすめはインデックスファンド。

今回は、初心者にオススメの投資信託についてです。投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。

 

 

【インデックスファンド】

インデックスファンドとは、日経平均株価などの指数に連動する投資信託で、いわゆる市場平均を買うことになります。

 

【アクティブファンド】

アクティブファンドとは、市場平均より長期的に良い成績を出すことを目指す投資信託です。ただ、良いように成績が出るわけではありませんし、無数にあるアクティブファンドの中から、優れたアクティブファンドを探すのは至難の業です。

 

 

どちらが良いの?

どちらも良いところがありますが、私はインデックスファンドをお勧めします。

 

アメリカでは、アクティブファンドの多くがインデックスファンドに5年間の成績で負けているというデータもあります。そのため、まずはインデックスファンドを使いましょう。

 

そして、インデックスファンドの中では、全世界の株式市場に丸ごと投資する全世界株式型のインデックスファンドにするのが良いと思います。

 

今は米国が世界の株式市場の半分を占めていますので、半分は米国株に投資するイメージですが、世界全体で見れば右肩上がりで成長をしていきますので、そこに丸ごと投資をしていくわけです。

 

~ファンドコストは基本的に低いものを選ぶ~

投資信託にはいくつかのコストがかかります。「買うとき」保有しているとき」「売るとき」です。

 

買うときのコストは、販売手数料と言いますが、最近では販売手数料が無料のノーロイドファンドが増えています。インデックスファンドはノーロイドがほとんどです。

 

保有時のコストは、信託報酬と言います。しかし、これは投資家が払うコストのことを言います。投資信託の運用を任せるためのコストだと思ってください。これは、長期投資になればなるほど、コストがかかるので運用成績に大きな影響を及ぼします。そのため、同じ指数に投資するインデックスファンドであれば、信託報酬の低いものを選んだ方が良いことになります。

 

最近は運用会社間の競争も激しく、インデックスファンドのコストは年々下がっていて、現在は0・2%前後まで下がっています。

 

 

おすすめするファンド

今回、中桐啓貴さんの【日本一カンタンな「投資」と「お金」の本】を読ませて頂きました。その中で、長期分散投資をする際に10本のファンドを紹介していました。

 

インデックス

特に積立NISAでは運用期間が長期にわたることから、コストの抑制も重要。「業界最低水準の低コスト」を現在、そして将来にわたって目指し続ける事を謳っているファンド。

  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

米国で長年の実績のあるバンガード社の優れた投資信託へ低コストで投資できる。このファンド1本で全世界の株式に低コストで投資できる点が魅力。

 

独立系運用会社

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

「投資を続ける」という視点で、運用社や会社の顔が見える「独立系

運用会社」はおすすめ。本ファンドは1本で世界の株式と債券に幅広く分散投資できる点も魅力。

 

アクティブ

  • キャピタル世界株式ファンド

マルチマネージャーシステムでグローバルに成長する企業に投資するブレない姿勢を評価。世界分散投資を行うファンドの先駆けとしての実績も十分。

中小株ファンドの中でも、割安に放置された銘柄を発掘することに秀でたファンド。基準価格の変動はやや高めだが、中長期での成果に期待。

  • グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド(愛称:健太)

ヘルスケア業界はテクノロジーの進歩の恩恵を最も享受する業界の一つ。運用指図を担う米国ウエリントン社の銘柄選択能力も魅力。

 

インカム

インカムとして毎月の収入の足しが欲しい人へおすすめ。実績分配にこだわっており、分配型ファンドでありがちな「タコ足分配」にならない点が評価できる。

 

ロボアドバイザー

  • 楽ラップ

ロボアドバイザーが自分に合った運用コースを提案してくれ、リバランスを自動で行ってくれる点が魅力。お任せしたい人にはおすすめ。

 

ターゲットイヤー

  • 楽天ターゲットイヤー2030/2040/2050

日本ではあまり広がっていないが、米国の確定拠出年金制度で人気のターゲットイヤーファンド。年齢が上がるにつれ自動的にリスクを調整してくれる仕組みは、今後有効な投資先になる可能性も。本ファンドはパッシブファンドを使って上手くコストをコントロールしている点が評価できる。