【資産運用の入り口と出口戦略】について考えてみる。
どうも、りゅうちゃんです。(@ryu_ryuchandesu)
今回は『【資産運用の入り口と出口戦略】について考えてみる。』というタイトルで書きたいと思います。
まず、資産運用をしていく上で考えなければいけないことがあります。
それは、どのタイミングで保有している商品を「売るのか」です。投資をしていると、「買うのは簡単だけど、どのタイミングで売ればいいのかわからない」という考えに陥ります。
また、最近は米国株価・日本株価、共に好調で、米国株価に関しては史上最高値を更新しました。日本株価に関しては、バブルまではいかないもののバブル近くまでの値にきています。こうなると、手放したくないですよね。
しかも、好調な時ほど「まだまだ上がる!」とか「もう少し利益を出したい!」と、欲を出してしまいます。
しかし、株価は上下を繰り返しながらゆっくり上昇していき、下落するときは一瞬です。その下落時に恐くなって売ってしまうのです。そして、結果的に損をしてしまうパターンが多いと思います。
また、米国の著名投資家「ジョン・テンプルトン」が「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という格言を残しています。これを1つづつ説明すると以下のようになります。
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市場が総悲観となった局面が、強気相場の出発点になりやすい。
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先行きに警戒感や疑い(懐疑)が残るうちは徐々に上昇(回復)を続ける。
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警戒感が薄れ楽観的になったころは、相場の天井圏が近い。
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市場が総強気や幸福感に浸っているときに、上昇相場が終わることが多い。
と言うことです。また、これを、図に表すと以下のようになります。
出所:『エリオット波動入門――相場の未来から投資家心理までわかる』(ロバート・プレクター著 パンローリング)
このように、上下を繰り返しながら上昇し、下落するときは一瞬なのです。
今現在、「米国株価は暴落を迎える前」だと言われています。この図で言うところの、第5波ですね。売るなら今が良い時だと思いますが、それは個人の気持ち次第ですね。ただ大切なのは、欲をかき過ぎないことです。
若い世代は現金を多めに保有しておく
私も含めた若い世代は、これから多くの暴落を経験すると思います。ここで一旦利確して、次の暴落に備えることも頭に入れておきたいです。
ここで大切なことは2つです。
- 利確する
- 現金を多めに保有しておく
現在、国内、国外の資産を持っている多くの人が含み益になっているのでないでしょうか。「まだ利益が欲しい!」という気持ちを捨てて、利確しておくのもよいでしょう。
また、現金を多めに保有するために毎月の積立額を少なくするという考えもあります。
このように、次のチャンスを掴むために軍資金を貯めておくのです。仮に、前回のリーマンショック時に投資していれば、米国株価に関しては5倍以上、日経平均に関しては2倍以上になっています。
いずれこのようなチャンスは来ると思うので、その時は投資をしましょう。
まとめ
- 『資産運用の入り口』については、市場が冷めているときに投資をする
- 『資産運用の出口』については、市場が熱くなっているときに売る。
- 次の暴落に備えて、現金を多めに保有する
- 大勢が買ったら売る。大勢が売ったら買う。のように人と逆の動きをする