【比較!】「つみたてNISA」と「iDeCo(イデコ)」の違い。メリット・デメリットとは?
今回は『【比較!】「つみたてNISA」「iDeCo(イデコ)」の違い。メリット・デメリットとは?』について簡単に書きたいと思います。
「つみたてNISA」と「iDeCo」は、とても似ていて、どのように違うのか、どちらが良いのかを判断するのは難しいです。
また、「名前は聞いたことがあるけど、詳しいことは分からない」という人も多いと思うので、違いとは何か。や、メリット・デメリットについて書いていきます。
それを理解した上で、自分にはどちらが良いのかを決めて欲しいと思います。
結論
いきなり結論から言いますと、どちらが良いのかは「人それぞれ。」です。なぜなら、目的や目標によってどちらが良いのかは変わってくるからです。
まず、「なぜ投資をするのか。」と聞かれたときに、皆さんは「お金持ちになりたい!」とか「将来が不安だから、、、」「老後資金のため」といった目標や目的があると思います。「暇だから」や「なんとなく」といった理由で投資をする人はいないと思います。
それと同じように、「つみたてNISA」や「iDeCo」を始める人も目標や目的があると思います。そのため、「どちらが良いのか。」という質問の答えは「人それぞれ。」と、なるのです。
また、配偶者の有無、子どもの有無などの現状によっても変わります。自分の現状や目標・目的を明確にして投資をしましょう。
「つみたてNISA」とは?
多くの人が「つみたてNISA」という言葉や制度を知っていると思いますが、ここでもう一度、簡単に説明させていただきます。
- 対象年齢➔20歳以上
- 年間投資額➔40万円/年
- 非課税期間➔最長20年間
- 投資可能期間➔~2042年
- 運用商品➔厳選された投資信託
- 引き出し制限➔なし(引き出し可)
投資可能期間が延長され、2037年までだったのが、2042年までとなりました。
メリット・デメリット
メリット
- 利益が非課税で、非課税期間が20年と長い
- 100円~と少額からでも始められる
- 「止めたい」と思ったときに止められる
- いつでも引き出し可能
- 年齢上限がない
デメリット
- 元本割れリスク
- 厳選されているため、選べる銘柄が限られている
- 一括購入が出来ない
- 損益通算が不可
- 金融機関を1つしか選べない
「iDeCo(イデコ)」とは?
個人型確定拠出年金(iDeCo)は個人で加入できる年金です。こちらも「つみたてNISA」同様、多くの人認知し始めていると思います。個人的には、「つみたてNISA」よりも複雑で難しい印象があります。しかし、「全額所得控除」になるので、節税効果は高いです。
- 対象年齢➔20歳以上
- 年間投資額➔14.4万円~81.6万円(職業で異なる)
- 非課税期間➔加入から60歳まで
- 投資可能期間➔60歳まで
- 運用商品み➔投資信託・定期預金など
- 引き出し制限➔60歳までできない
こちらも期間が延長される可能性があります。また、原則60歳まで引き出すことが出来ないので、急遽使うということが起きても引き出せません。
メリット・デメリット
メリット
- 掛金が全額所得控除にできる(小規模企業共済等掛金控除)
- 利益に対する税金優遇
- 最長40年の投資期間がある
デメリット
- 元本割れリスク
- 60歳まで引き出せない
- 手数料が発生する
- 受け取り時に税金が発生することもある
気を付ける事
「つみたてNISA」「iDeCo」のどちらかをやるにしても余剰金で生活が苦しくならない程度で行ってください。また、投資にリスクはつきものなので、元本割れが起きることもあります。それを理解しておいてください。
まとめ
「つみたてNISA」も「iDeCo」もメリット・デメリットがあります。そのため、自分に合っている方をやるのが良いでしょう。どちらをやるにしても、長期で運用していくようにしましょう。
そして、悩んだ際はそのお金を60歳前に使うのか、使わないのかを考えましょう。使う場合は「つみたてNISA」で、使わない場合は「iDeCo」にしましょう。
ちなみに、私は「つみたてNISA」を利用しおり、 楽天VTIで33,000円を積み立てています。こちらの運用実績もいずれ書きたいと思います。
今回は「つみたてNISA」と「iDeCo」の比較をしました。簡単に説明しましたが、いかがでしたか?また、皆さんに読んでいただけるよう頑張ります。それでは。