コロナの影響で株価が暴落しているが、たいしたことない。
今回は「コロナの影響で株価が暴落しているが、たいしたことはない。」ということで、その「理由」や「やるべきこと」について書きたいと思います。
コロナショックでの暴落
現在、コロナの影響で株価が暴落し、世界的な株安が進んでいます。まさにコロナショックですね。
また、多くの人が含み益の減少や含み損が発生していると思います。私自身も積み立てNISAの楽天VTIがマイナスとなっています。買ってから好調が続いていたので、マイナスになったのは2019年の8月以来です。
株価も半年前の値まで下がってきています。
(Yahoo!ファイナンスより)
「やはり投資は怖い」「売っちゃうかな」と思っている人もいると思います。でも、そんなことは思わないでください!
たいしたことない!
これからの相場がどうなるのかは分かりませんが、ここであなたの不安や恐怖を和らがせましょう。次の画像をご覧ください。
(Yahoo!ファイナンスより)
(Yahoo!ファイナンスより)
上記の画像は、米国と日本の株価指数(S&P500と日経平均)の10年間のチャートです。
今回の下落がそこまで「恐れることではない」ということが分かるのではないでしょうか。ここまでが右肩上がりで好調過ぎただけですね。
また、株価というのは上げ下げを繰り返して、徐々に上昇していくものです。そのため、今回の下落相場が終われば、また新しい強い上昇相場が訪れるはずです。
やるべきこと
では、今の私たちがやるべきことは何でしょうか。それは以下の3つです。
- 売らない
- 買い増しする
- さらなる下落に備えて現金を保有する
ということです。
売らない
これが1番大切なことです。暴落が起きると今までの含み益が減ってきたり、含み損が増えてきたりし、焦ってしまいます。
人は誰でも「損をせずに、得はしたい!」という気持ちがあると思います。そのため、投資しているものが少しでも損をすると焦り、それを最小限にしようと売ってしまう「狼狽売り」をしてしまうのです。
しかし、先ほどのチャートを思い出してください。チャートは常に上昇しています。高齢の方は別として、投資をこれから何十年もやる人は売らない方が良いです。
買い増しする
買い増しする資金(余剰金)がある人はこの暴落で、その資金を投入するのも良いと思います。毎月決まった時に積み立てるよりも、利益は増えていきます。
ここで、私がおすすめするのは「投資信託+ETF」です。投資信託だと、自分が思ったタイミングで買うことはできません。暴落が起きて、「ここだ!」という時に買い付けても、タイムラグが生じて、買うことができないのです。
そういう時に、ETFが良さを発揮してくれます。ETFは「ここだ!」というタイミングで買い付けてくれるので、底値近くで買うことも可能になります。(まあ、相場を読むのは難しいですが、、、)
このように、暴落している「今」だからこそ買い増しするチャンスかもしれません。「まだ、下落するかもしれない」という心情があるかもしれませんが、そこは勇気を出して買い増ししましょう。
さらなる下落に備えて現金を保有する
相場を読むのは難しいですが、この下落で全額を使いきるのではなく、買い付けを数回に分けておくことも良いと思います。
あとは、自分のルールで買っていくということもアリです。例えば、株価が数%下落したら買い増しするとか、保有資産が数%下落したら買い増しするとか、自分なりのルールにしたがっていくやり方です。
「今が底値だ!」とか「こんなチャンスは2度と来ない」とか、焦って買うこともよくないです。こういう相場だからこそ、傷口をえぐらないように投資していきましょう。
まとめ
私自身も投資歴は浅く、こんな暴落を初めて経験しました。これを暴落と呼んでいいのかもわかりませんが、退場することなく続けていきたいと思います。
今回のコロナショックでの暴落で、自分のリスク許容度を知る良いきっかけとなったので、もう一度、自分が投資しているものが良いのかを勉強していきたいと思います。
最後に大切なことを言います。
「絶対に売らないこと!!!」