賃金が上がらない日本。「投資」という選択肢を視野に入れよう。
どうもりゅうちゃんです。
最近の株価は日米ともに好調で、コロナの影響で株価が暴落していたことを忘れそうになるくらいです。2番底が来るのか、このまま上昇をしていくのか分からない展開となってきました。
株価がどうなるのか分からないため、コツコツと積み立てていくことが良いでしょう。
話は変わり、今回の暴落で証券口座の開設者数が増加しているそうです。これはとても良いことだと思います。
コロナショック前までは「株高」と言われていました。しかも、「そろそろ暴落が来る」とまで言われていたため、投資を始めようにも恐くて始められなかった人も多いと思います。
しかし、今回の暴落が始めるきっかけになった人が多かったのでしょう。
そして、口座開設をした人は20~30代と、若い年代が多かったみたいです。
このようなことから、「暴落がきっかけ」というのもあると思いますが、「会社からの給料だけでは将来が不安」という思いや、「終身雇用制度・年金制度の崩壊」というニュースを聞き、多くの人が「自分のことは自分で。」と、口座開設をしたのかもしれません。
さて、今回は『賃金が上がらない日本。「投資」という選択肢を視野に入れよう。』と、題して書いていきます。
賃金が上がらない日本
まずは、次のグラフをご覧ください。
これは、1997年から日本を含む7カ国の賃金の推移を表したものです。
日本以外の6カ国は、1997年からリーマンショックも乗り越えて上昇しています。
韓国に至っては、20年近くで150%以上も上昇しています。
一方、日本に関しては下落を続け、1997年からー8.2%となっています。
そして、今後も日本では少子高齢化が進み、賃金は伸び悩むでしょう。
このように、会社からの給料だけでは将来が不安なのです。
そのため、私たちは収入源を増やしたり、将来への貯えをしなければならないのです。
『投資』という選択肢を視野に入れよう
賃金が減っているのなら、私たちはどのような行動を取るべきなのでしょう。
それは、タイトルにもあるように「投資」が必要になります。
次のグラフをご覧ください。
これは、日経平均株価の推移です。
未だにバブルの最高値を更新することが出来ていませんが、2013年からは2倍以上の上昇しています。
それに比べて、日本の賃金は伸びていないのが現状です。株価が上昇しても賃金は上昇しないって不思議に思えます。
それなら、私たちも「投資」をして株価の上昇に乗ることがベストなのではないでしょうか。
投資はリスクがある?
多くの人が「投資はリスクがある」という思いを抱いているのではないでしょうか。
確かに、投資というのはリスクがあります。
「リスク」と聞くと、「危ない」「危険」と言った、マイナスのイメージを持つと思います。
そして、「リスクは取りたくないから投資はしない」という結果になってしまいます。
しかし、投資のリスクとは、「将来の結果の不確実さ」を意味します。
利益が出るかもしれないし、損をするかもしれないということです。
その損益の幅については、「振り子」をイメージしてください。振り子の振れ幅は、左右に同じだけ動きます。
そのため、「利益をたくさん出したい」と思うなら、それなりのリスクをとる必要があります。一方、「少しの利益で良い」と思うなら、リスクは少し取ればよいのです。
このように、ハイリスク・ハイリターンやローリスク・ローリターンと、「リスクとリターンは表裏一体の関係」にあります。
そのため、ローリスク・ハイリターンの商品なんて存在しない。ということを覚えておけば、詐欺に近い商品を買うことはなくなるでしょう。
何を買うのか
では、どのような商品を買っていけば良いのでしょうか。
私は「インデックス投資」をオススメしています。
これについては、下の記事をご覧ください。
そして、インデックス投資は「資産形成の王道」と言って良いでしょう。
個人的には、初心者投資家が失敗しないための投資法だと思っています。
まとめ
ここで、まとめに入ります。
先ほどのグラフを見て分かるように、日本の賃金は先進国と比べて年々減少を続けています。
今後、若い世代は会社からの給料だけでは生活が苦しくなるかもしれません。また、年金も今と同額貰える可能性は低いです。
そのため、私たちがするべきことは自分で稼ぐ力を身に着けることや、自分でお金を増やす仕組みを作っていくことだと思います。
そのひとつの方法として、「投資」という選択肢を視野に入れてほしいと思います。
皆さんのイメージ通り、投資はリスクがあります。
しかし、正しい知識や商品を買うことで投資の力を最大限活用することが出来ます。
将来の不安ばかり考えていては何も変わりません。少しでも将来が明るくなるように何かしらの行動を取り、早いうちから対策をしていきましょう!