なぜ、私が投資を始めたのか。そして、初めての投資は何か。
どうも、りゅうちゃんです。
今回は、「なぜ、私が投資を始めたのか。」と「初めての投資は何か。」について書いていきたいと思います。
私のブログは、投資商品の比較やオススメの本を紹介するのが中心ですが、今回は自分自身のことを書いていきます。
この記事を読み、これから投資を始めようとしている人や何に投資しようか悩んでいる人の参考になれば良いと思います。
それではいきましょう!
なぜ、私が投資を始めたのか。
社会人1年目の生活
私は高校卒業後、地元の企業に就職しました。
そして、念願の初給料(確か16万円くらい)を貰いました。
当時、「自分には投資なんて関係のないことだ。」と思っていたので、給料を貰い、すぐ使い、余ったお金を貯金する。という流れを繰り返していました。
一見お金が貯まらなそうに見えますが、お金のかかる趣味をしていないことと、実家暮らしのため、1年くらいで60万くらいを貯めることが出来ました。1年目にしては頑張った方だと思います。これを定年まで続ければ、2,000万円くらいは貯まるだろう。と思っていました。
ただ、この先には結婚や子育て、マイホーム、老後などのライフイベントが多くあります。
また、100年時代、年金の減額、社会保険料の増額などを考えると、このままでは足りないのではないか。という不安もありましたが、何もせずに過ごしていました。
そして、投資とは無縁のまま社会人1年目を終えます。
社会人2年目で複利を知る
社会人2年目を迎えたある日、急に兄から「複利って知ってる?かなりスゴイぞ!」という話を聞きました。
そして、即ネットで複利について調べて、下記のような複利の計算をしてみました。(我ながら、この行動は素晴らしかったと思います。(笑))
上記のグラフは、定年までの40年間、毎月5万円を銀行預金(年率0.001%)にした場合の複利計算です。この場合、40年後に受け取れる利息は4,791円です。
一方、定年までの40年間、毎月5万円を複利で積立投資した場合は、以下のようになります。
なんと、銀行預金の3倍以上の金額になりました。(ただ、この時はリスクなんか考えておらず、リターンのことしか頭になかったです。)
これを見た私は、「これが複利なのか!?銀行預金なんてバカバカしい。」と、複利の衝撃を受けた一方、預金はお金を貯めることは出来ても、増やすことが出来ないのか。という残念な気持ちにもなりました。
その時は、「これは確かにスゴイことだ!」と思っていましたが、何をすれば良いのか分からず、時間だけが過ぎていきました。
ただ、20歳で複利を知れたのは良かったです。なぜなら、複利は長期になればなるほど力を発揮するからです。そのため、20代で複利投資が出来れば、後半でお金の増えるスピードは加速します。
そこから数カ月が経過して、「インフレ」について再認識するようになります。(恥ずかしながら、学生時代に習いましたが、いまいち理解していなかったです。)
「インフレが続けば、お金の価値が目減りしてしまう。」という知識から、「このまま貯金だけしていては、将来使えるお金が減ってしまう。」と思い、いよいよ投資を視野に入れていきます。
このように、社会人2年目で知った「複利」と「インフレ」が私の心を動かし、投資魂が芽生えました。
もし、兄から複利について聞いていなければ、今でも投資をしていなかったでしょう。
そして、生涯知らずに過ごしていたと思います。改めて、身近にお金の知識(マネーリテラシー)がある人がいることの大切さを感じました。
初めての投資
「複利」と「インフレ」を知った私は、いよいよ投資を始めます。
ただ、「投資」と言っても世の中にはたくさん存在します。株式、債券、不動産、金、仮想通貨などです。
そこで私が行った投資が、「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。
投資をしている人なら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。(ウェルスナビについての記事もあるので、ぜひご覧ください。)
ウェルスナビでは、自動積立設定をしておけば、あとはリバランスなどを自動で行うので、手間をかけずに「長期・分散・積立」ができます。
そのため、日ごろ忙しいサラリーマンの人や投資に時間を費やしたくない人にとっては、とても良いサービスだと思います。
初めての投資にしては、良い投資サービスを選んだと思います。(笑)
そこからウェルスナビを1年間運用して、最終的なリターンはプラスで終えることが出来たので良かったです。
ウェルスナビをやめた理由としては、手数料が高く感じたのが一番です。それと、自分で運用してみたい。と思ったのも理由の一つです。
しかし、複利を活かすなら長期運用しないといけないので、1年でやめてしまうのはもったいないです。そのため、自分に合った投資法を早い段階で見つけることが大切だと思います。
また、投資と間違えて「投機」をしてしまうと、「やはり投資は危険なもの。」と、初めから間違った印象を植え付けてしまうので、投資と投機の違いも理解しておきましょう。
そして、ウェルスナビをやめた私は、米国市場への投資をしていきます。
その投資先として、「つみたてNISA」を利用した投信(楽天VTI)をするようになります。
そもそも、米国市場を選んだのは成長性です。ウェルスナビを利用していた時に「あれ、米国市場(VTI)のリターンが一番高いんじゃね?」と、1年しか運用していないのに思い始めました。
この時もリターンにしか目がいきませんでした。(笑)
そこから現在まで投信を運用しています。これは、20年以上の積立投資をしていこうと思っています。
また、投信に加えて、米国株式のETFと個別株にも投資をしています。これも継続していきたいと考えています。
初めての投資にしては、優良の投資商品、サービスを選べたと思います。やはり、事前に調べておくことが大切ですね。
影響を受けた著書と投資家
ここまでは、タイトル通り「なぜ、私が投資を始めたのか。」と「初めての投資は何か。」を書いていきました。
ここからは投資を始める際に、私が影響を受けた著書と投資家について書いていきます。
影響を受けた著書
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金持ち父さん貧乏父さん
これは定番中の定番で、投資家なら誰もが知っている著書です。また、多くの人が投資を始めるきっかけになったのではないでしょうか。
私がこの本で、金持ち父さんの印象に残っている言葉があります。
それは、「資産はあなたのポケットにお金を入れてくれるもの。負債はあなたのポケットからお金を取るもの。」という言葉です。
一見、当たり前のことだと思えても、多くの人が資産と負債の区別がついていない気がします。そのため、車や家、時計などの負債を優先的に買ってしまうのです。
これを見た時に、新車やブランド品を買おうとしていた自分が、まさにこれだ!と感じました。そこからは、資産を優先的に買うように心がけています。
「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだことで投資に対する気持ちが、さらに高まりました。多くの人がオススメする本は読んでおいた方が良さそうです。
次に、私が影響を受けた投資家を紹介します。
影響を受けた投資家
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あっきんさん
この方は、県庁で働き(早期退職)、23歳から始めたFXで資産を築かれた投資家です。現在は、FXの自動売買や仮想通貨、日経225、米国株、つみたてNISA、ロボアドバイザー、ソーシャルレンディング等幅広く投資をしています。
私は、初めての投資をウェルスナビかトラリピで悩んでいました。
そして、いろいろ調べている時に、あっきんさんのブログとインスタを見つけて勉強させていただきました。今でも、YouTubeやブログ、インスタ、Twitterで勉強させていただいています。
結局ウェルスナビを選びましたが、あっきんさんが投稿していたお金の知識は今でも役立っています。
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両学長さん
この方は、IT会社を経営されている投資家です。「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」のお金にまつわる基礎教養や人生を豊かにするために必要な知識を学ぶことが出来ました。
Twitterで情報収集をしている時に両学長さんを見つけて、そこからTwitterやインスタでいろいろと学ばせていただきました。また、現在はYouTubeや著書でも勉強しています。
投資を始めて以降は、お二方以外にも多くの投資家を知れました。株式投資やFX、不動産投資家、税理士の方たちからも学ばせていただいています。
色んな情報や知識、考え方を無料で提供してくれるので、SNSの便利さを再確認しました。
また、勉強する際は多くの人の考えを吸収した方が良いと思います。なぜなら、1人だと、その人の考え方に偏ってしまうからです。
そのため、多くの投資家の考えを吸収し、同じようなことを言っていないか。と、注意深く見てみましょう。重複している考ところは、かなり重要だと思います。すぐに実践しましょう。
まとめ
今回は、「なぜ、私が投資を始めたのか。」と「初めての投資は何か。」から、影響を受けた著書と投資家についても書きました。
今後、自助努力をしなければならない時代がやってきます。その際に、ある程度のマネーリテラシーを身に付けないと、詐欺にあったりリスクを過度にとったりしてしまいます。また、「投資は危険なモノ。」と、投資を理解しようとせずに過ごしてしまいます。
私も複利について聞かなければ、投資を理解しようとせずに過ごしていたと思います。
お金を貯めるのも大切ですが、お金を増やすために投資をするという選択肢も持っておきましょう。そして、自分自身で学び、マネーリテラシーを高めていきましょう!